WordPressを使い始めるために、どのような勉強をすればよいかというご質問をいただきました。
用途、カスタマイズ度合いなど、使い方によって最適な勉強方法は変わってきますが、なるべくお金をかけずにできる方法を考えていました。
WordPressの設置方法
サーバー会社のヘルプを見る
まず、WordPressのインストール方法、サーバー上の設定方法などは、レンタルサーバーのサイトに記載されていることが少なくありません。
サーバーによっては、簡単インストール機能が搭載されているものもあるので、設置自体は説明通りに行えば、あまり難しくないはず。
どうしても分からない場合は、サーバー会社のサポートに問い合わせるか、設定代行してくれる業者を探しましょう。
WordPressでの記事の書き方
WordPressを使って記事を書く方法は、ネットで「WordPress 書き方」などと調べると、画像付きで解説されているページが沢山出てきます。
ワープロ感覚で入力できるビジュアルモードがあるので、おそらく、書き方自体で躓く人は少ないかと思います。
ただ、文字装飾、画像挿入など、細かい設定は、初期設定のまま出来ること、機能を追加しないと出来ないことなどがあるので、ネットで検索するか、分からない場合は、Q&Aサイトなどで質問してみましょう。
テンプレートの変更方法
WordPressはテンプレートという、見た目を切り替える機能があるのですが、テンプレートの切り替え方法自体は、ものすごく簡単です。
ネットで調べるとこれも画像付きで解説しているサイトが多いので、検索してみてください。
テンプレートのカスタマイズ
既存のテンプレートを自分好みに変更したい場合は、テンプレートファイル自体を直接いじる必要が出てくるので、少しハードルが上がります。
ある程度のことはネットで調べればカスタマイズ可能ですが、テンプレートファイルの構成、どこをいじるとどうなるか、など、体系的に学びたい場合には、書籍かセミナーなどがオススメです。
WordPressの機能追加
プラグイン
WordPressに何か機能を追加したいと思ったときに便利なのが、プラグインというものです。
例えば、文字装飾をしやすくするプラグイン、問い合わせフォームを付けるためのプラグインなどがあるので、本来、プログラムを書いて追加するような機能も簡単に追加することが出来ます。
追加したい機能+WordPress+プラグインで検索すると、大体のものは出てくると思います。
日本語で出てこない場合は、英語で検索すると見つかることもあります。
PHP
プラグインで対応出来ないような機能追加をするとなると、WordPress自体のプログラムファイルを書き換える必要が出てきます。
それにはPHPというプログラム言語の習得が必要です。
ただ、一からPHPを勉強するのは、時間もかかるものなので、プログラマーさんに外注したほうが良いでしょう。
自力で解決出来ない場合
WordPressの使い方に関しては、かなりネット上に情報があるので、大概のことは検索すれば分かると思います。
ただ、それでも分からない場合には以下のような方法があります。
フォーラム・QAサイト
Yahoo知恵袋や、WordPress.orgのフォーラムでは、質問すると詳しい人から回答してもらえます。
ただ、質問の内容が分かりづらいと、回答者も困るので、どのような環境でなにがしたくて、何が出来ないで悩んでいるのか、わかりやすく書くことが必要です。
本
WordPressに関する書籍も多く出版されていますが、バージョンアップも頻繁にあるため、最新のものでないと参考にならないかも知れません。
ただ、テンプレートを自作したり、WordPressの全体像を勉強したい場合には、書籍で体系的に学ぶのもオススメです。
セミナー
WordPressに関するセミナーも調べると沢山あります。
ただ、あまり高額なセミナーを受ける必要はなく、ストリートアカデミーなど、お手頃な値段で現役のプロの方から学べる場所がオススメです。
数千円程度で、初心者向けの使い方を網羅しているセミナーや、マンツーマンで教えてくれるものもあるので、何万円も払う必要はなさそうです。
プロに相談
自力で調べたり、ネット上で質問しても解決出来ない場合には、プロに相談するのが一番です。
時間をかけて調べるよりも、お金を払って相談してもらったほうが、早く解決できます。
WordPressを使う目的は、新規顧客の獲得だったり、自分のブランディングだったり、WordPressに詳しくなることとは別にあるはずです。
あまりWordPressの勉強に時間をかけるよりも、本来の目的に注力したほうが良いのではないでしょうか。
まとめ
WordPressはオープンで使いやすいコンテンツマネージメントシステムです。
ただ、WordPressを使って何をしたいのかを忘れずに、自分でどこまで出来るようになりたいのか、線引をしておくのも重要かと思います。
自力で調べても分からない場合は、WordPressのカスタマイズ実績も多い私のようなweb制作者にご相談ください。
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