ランディングページは仕事上、作成することは多いのですが、他の方々はどういう形で作っているのかという参考に、3冊ほどまとめ読みしてみました。
その中の一冊が、「ランディングページの教科書」。
アフィリエイターのあびるやすみつさんが中心になり、各専門家のノウハウも入れている本です。
あらすじ
ランディングページを作る理由、必要な材料、ページ構成、ライティングのコツから、広告運用の方法まで解説されています。
各項目ごとに、各分野の専門家のノウハウが紹介されており、テスト結果に基づいた最善策なども掲載されていて、同業者でも参考になるアイデアがあります。
ペルソナ作成、カスタマージャーニーマップ、競合分析などに使えるシートのテンプレートも公開されているので、自社のテンプレートと比較出来るのも助かります。
気づき
業務上、ランディングページも作成していますし、ネットで調べたりセミナーで勉強したりもしていますが、再認識させられた点が何点かありました。
コンバージョン率の高いファーストビューの構成
ランディングページを開いた時に見えるエリアをファーストビューと呼ぶのですが、そのエリアの理想的な構成は、「キャッチコピー」+「商品写真」+「申し込みボタン」。
多くのランディングページで同じような構成になっているので、そうなんだろうと経験則的に思っていましたが、確信が持てました。
ただ、実際にはABテストで試してみるのが良いかと思います。
拡散されやすいOGP画像
ランディングページを制作すると、ページ内に目が行きがちですが、意外と重要なのがOGP画像。
OGP画像とは、SNSなどにシェアされる時に表示される、アイキャッチ画像のこと。
ページ内部に適切に記載していないと表示されないので、画像の内容とともに、正しくマークアップしてく必要があります。
広告からの誘導先
広告から直接ランディングページに誘導することが多いですが、お役立ち記事などを作成する人的・予算的な余裕があれば、記事に誘導してからランディングページに誘導するのも良いとのこと。
中長期的に効果検証していく案件でないと対応出来ないですが、工数や予算が許すのであれば試してみたい手法です。
まとめ
ランディングページの企画から制作・運用まで、全ての工程を網羅的に解説されている本。
欲を言うとライティングや構成に関して、もう少し掘り下げた内容も知りたいところですが、実際にランディングページを作成したり運用している専門家たちによるノウハウが書かれているので、すぐに役立つものもあり、webデザイナー、ディレクター、マーケターの方にオススメの本です。
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