解析ツールの画面を見れば分かるデータなのですが、ログインして必要なデータを見てくれる方は、かなりレアなので、まとめ直す必要が出てきます。
画面を見れば分かる内容を抽出してまとめ直す作業って、時間もかかるし自動化出来ないものかと思っていたところに目にした「Googleデータスタジオによるレポート作成の教科書」。
出版記念セミナーもあるとのことで、申し込んでみました。
書籍
書籍が届いたのが、出版記念セミナーの前日だったので、セミナーまでの隙間時間に流し読みしました。
解析レポートに関する基礎的な話から、Googleデータスタジオの使い方、レポート作成方法、レポートの装飾方法、高度な使い方などが、キャプチャー画像とともに記載されていて、この本一冊で、Googleデータスタジオでweb解析レポートが作成出来る内容。
Googleデータスタジオで出来ないこと、直接取り込めないデータを入れる方法なども解説されているので、かなりカスタマイズしたレポートも設計出来ます。
日本語でGoogleデータスタジオについてまとめられた書籍は初らしく、分かりやすい内容になっています。
出版記念セミナー
出版記念セミナーでは、執筆者さんたちが、それぞれ一人あたり10分前後という短い時間ながらも、ライブデモを行ったり、解析回りで気をつけるべきことなどを解説。
セミハンズオンなので、実際に画面を操作しながら、自分のブログのweb解析レポート画面を10分くらいで作成出来ました。
本を読むだけ、話を聞くだけではなく、実際のデータでレポートを作ってみると、慣れるのが早い。
本には書かれてない注意点なども聞けたので、貴重な機会でした。
考察
レポート作成を自動化出来ると、データを纏めるという雑用からは開放されることが出来ます。
ただ、どの指標を引っ張ってくるか、どの数値の変化を観察すれば改善点が見えてくるのか、など、人間が考えるべきことは残ります。
ツールの進化によって、雑用的な仕事は自動化でき、考えることに集中出来る環境が整いつつあります。
正直、レポート作成めんどくさい!と思ってましたが、ツールを活用して、頭をつかうことにフォーカスしていけます。
まとめ
AIやロボットの話なども聞くと、雑用が減り、人間でないと出来ないことに集中出来るようになる、といような予測が多いのですが、それと同じようなことがウェブ解析周辺でも起こってきています。
どんどん生産性が上がる方向に進んでいるので、その中で自分は何をしようかね、と、考えることは増えていきます。
各種ツールからのデータから自動的に数値をまとめられるのは分かったけど、何を見て、どういう行動をすれば良いの?と疑問のある方は、ご相談いただければと思います。
Googleデータスタジオの導入サポートなども対応可能です。
追記
サーチコンソールのディメンションは英語表記になるなど、まだ、日本語化が十分ではない模様。Googleデータスタジオはベータ版なので、仕方ないですが、今後の改修を待ちましょう。
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