Googleアナリティクス4になり新しく出てきた用語「エンゲージメント」。
公式ドキュメントでどこに定義が書いてあるのか迷子になったので、出てきた箇所と分かりやすい定義をまとめておきます。
お時間のない方は「エンゲージメントセッション」をご確認ください。
アナリティクスヘルプでのエンゲージメントに関する記述
まずはイベントの定義を確認しようと思うと、Googleの公式ドキュメントでは以下で記載されています。
自動的に収集されるイベント
まずはGA4で計測されるイベント一覧から確認。
アプリがフォアグラウンド表示されているとき、またはウェブページが 1 秒以上フォーカスされているとき。
に「user_engagement」というイベントが発生すると。
これだけ読むと1秒以上フォーカスされていれば良いのと誤解しそうになりそうです。
詳細を押すと[GA4] ユーザー エンゲージメントへ。
ユーザー エンゲージメント
ユーザー エンゲージメントの指標は、アプリの画面がフォアグラウンド表示されていた時間、またはウェブページがフォーカス状態にあった時間の長さを示します。
https://support.google.com/analytics/answer/11109416#user-engagement
こちらを見ると「エンゲージメントって時間なの？と」更に混乱。
どこかにまとまった定義はないの？と探し回ったあげくたどり着いたのが以下のヘルプ記事。
セッションの解説内の「エンゲージメント セッション」
セッションの解説記事内のエンゲージメント セッションの箇所に明快な定義が。
エンゲージメント セッションとは、10 秒を超えて継続したセッション、コンバージョン イベントが発生したセッション、または 2 回以上のページビューもしくはスクリーン ビューが発生したセッションです。
https://support.google.com/analytics/answer/12798876
分かりやすい！
公式ドキュメント内でこの定義を求めていたんです。
いろんな場所に「エンゲージメント」や「エンゲージ」という言葉が出てきて混乱しますよね。
レポート上で見られるエンゲージメント関連の説明
Google アナリティクス ４ のレポートや探索上ではいろんな箇所でエンゲージメント関連の項目が出てきます。
平均エンゲージメント時間
レポートのスナップショットの「平均エンゲージメント時間」
「選択した期間における、アクティブ ユーザーあたりの平均エンゲージメント時間。」という定義。
エンゲージのあったセッション数
レポートのエンゲージメントの概要で表示される「エンゲージのあったセッション数」。
「選択した期間における、アクティブ ユーザーあたりの平均セッション数。」
探索のエンゲージのあったセッション数
探索の指標の中で「セッション」のくくりに「エンゲージのあったセッション数」というものが出てきます。
こちらにもマウスを合わせると定義が書かれていて
10 秒を超えて継続したセッション、コンバージョン イベントが発生したセッション、または 2 回以上のスクリーン ビューもしくはページビューが発生したセッションの数。
とセッションの解説記事内のエンゲージメント セッションと同じ記載が。
user_engagement イベントとエンゲージメントセッション
いざ、公式ドキュメントのエンゲージメントの定義を探そうとするとどこにあるのか分からなくなりがち。
user_engagement イベントの解説とエンゲージメントセッションの解説が両方あるので区別して見ないと分かりづらいですね。
エンゲージメント関連の指標の活用方法は知見が溜まったら書く予定ですので、SNSなどをフォローしていただけると幸いです。
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