Windows10でシャットダウンしても完全にはシャットダウンされない

Windows10の更新プログラムを適用後、シャットダウンしたのに、USB接続しているスピーカーに電源が供給されたり、立ち上がりがスリープからの回復と同じくらい早く、BIOS画面が表示されなかったりして、どうやら、完全にはシャットダウンされてない模様。

何回かこの現象に遭遇しているので、メモとして残しておきます。

目次

原因は高速スタートアップ

このように、完全にシャットダウン出来ないのは、Windows10ではデフォルトでONに設定される高速スタートアップが原因です。

高速スタートアップとは、起動を早くするために一部の情報をCPUやメモリに残しておく機能です。確かにスリープ状態と同じように通常よりは早く起動出来ますが、その間も電力を使ってることになるので、完全シャットダウンしたい人も多いと思います。

メモリの情報が残りすぎて不具合が起きることもあるので、一日の作業後などは、完全シャットダウンしたいですよね。

高速スタートアップの無効化

この高速スタートアップを無効化する手順は以下の通りです。

1.スタートメニューのウィンドウズマークを右クリックし、電源オプションを選択

2.関連設定の「電源の追加設定」をクリック

3.「電源プランの詳細」をクリック

4.「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック

5.「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す

6.変更の保存を押す

以上の手順で、高速スタートアップをOFFに出来ます。

最後に、きちんと完全にシャットダウンされるか確認します。


起動時の時間を短縮出来る、便利(?)な機能ですが、人によっては、不要かも。

完全にシャットダウン出来ないデメリットもあるので、不要な人は無効化しておきましょう。

 

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この記事を書いた人

ホームページの専門家。有限会社TY Planning取締役ウェブコンサルタント/ウェブデベロッパー/専門学校講師/上級ウェブ解析士。

2001年からウェブ業界に携わり、2002年に独立。2006年法人化。
ウェブデザインやコーディング、CMSなどの制作業務から、ウェブ解析、ウェブサイト構築・運用のコンサルテーション、広告運用代行など、ウェブに関する多様な要望に幅広く対応。
また、制作や集客だけではなく、運用・保守など全ての業務を俯瞰した視点での改善提案やアドバイザリーを行っています。
CSS NiteやWordCamp、BAU-YAなどのセミナーやイベントにも、多数登壇。企業研修やマンツーマンレッスン、ブログやSNS、YouTubeでの情報発信など、「ウェブを育てる」知識の教育活動にも意欲的に参加しています。

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