オンラインで打ち合わせを行う際に、時々ネックになるのが、手書きで書いたアイデアを共有することが難しいこと。
Googleのスマートホワイトボード、JamBoardを使うと、そんな悩みも解決出来ます。
JamBoardとは
JamBoardはGoogleのイベントNext18でも紹介されていたのですが、手書き入力可能なテレビのような、スマートホワイトボードです。
基本的には、70万円ほどするスマートホワイトボードを使って、遠隔地でも同じホワイトボードを見ながら会議をしましょう、というサービスのようです。
JamBoardに書いたデータは、クラウド上で保存され、共同編集者や閲覧者など、共有設定も細かく指定出来ます。
利用するには
https://jamboard.google.com/
にアクセスします。
有料版のGsuiteのアカウントでも、無料のGoogleアカウント、どちらでも利用出来るようです。
対応デバイス
JamBoardで書き込み可能なのは、専用スマートホワイトボード以外にも、iOS、Androidを搭載した端末です。
今のところ、PCからの書き込みは出来ないようなのですが、スマホやタブレットでも書き込み可能なので、どこにいてもホワイトボードを使った、オンラインミーティングが出来るようになります。
活用方法
本来は、会社の会議室にスマートホワイトボードを設置し、社外にいる人に、ラブレットやスマホで参加してもらう、という使い方をするのでしょう。
ただ、ホワイトボードが70万円ですからね・・・。
個人事業主や零細・中小企業にとっては、iPadやタブレットを使って、手書きメモを取るというのが無難な使い方。
大きめの画面で見たい場合にはPCで閲覧、プロジェクターで表示は出来るし、入力のみスマホかタブレットで、という使い方が良さそうです。
スプレッドシートや画面共有などで表現出来ない部分を、手書きで伝えることが出来るので、打ち合わせ時に直接会う必要はかなり減ってきます。
競合ツール
JamBoardと同じように、手書きメモをリアルタイムに共有でき、同時編集できるツールは他にもあります。
など。
同時編集出来ないサービスもありますが、編集者が保存して他の人が次に編集、となるのは効率が悪いので、除外。
特にMicrosoft WhiteboardはPCからも入力可能なので、Microsoft系のクラウドサービスでドキュメントを管理している方々には、オススメかも知れません。
まとめ
web上でドキュメントや資料を共有出来るツールは増えましたが、手書きのメモも共有出来るツールも増えてきています。
ホワイトボードが共有・共同編集出来るようになれば、オンラインミーティングのデメリットもかなり減ってきたはず。
混雑した電車での移動や、騒がしい場所での打ち合わせは、気が散り、生産性も下がるので、オンラインミーティングツールは今後も情報収集して、活用していきたいと思います。
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