ブログを再開させたり、仕事上、文章を書く機会も増えてきたので、文章力を上げたいと思っていたところ、SNS上でも紹介が増えていたいので、読んでみました。
あらすじ
伝わる文章を書く5つの掟、SNS・ブログでの文章術、ビジネスメールの書き方、文章に磨きをかける技術の4章に分かれ、文章の書き方、陥りやすい失敗例・改善方法などが書かれています。
一回目にざっと読みした際には、他の文章本にも書かれているような基本が多いかなと思いましたが、読み返してみると、具体的な解決法が示されていて、すぐに使えるテクニックもありました。
気付き
形容詞・副詞は多用しない
形容詞や副詞は便利な言葉なのですが、それを多用すると伝わりづらい文章に。
具体的な数字や情景の描写を伝わりやすくなる。
形容詞で済ませてしまおうとすることも多いので、読み返して分かりづらい場合には、気をつけたいポイントです。
頭を柔軟にしてネタ切れを防ぐ
ブログを書いていると、何を書けばよいか、ネタが切れることも少なくありません。
(この記事は10日ぶりの投稿ですし…)
一つのテーマから、色んな要素・側面を掘り下げ、ネタ切れを防ぐという方法が紹介されていました。数珠つなぎに掘り下げるのは最近見た読書術の動画でも言われていたので、頭を柔軟にしてネタ切れを防ぎたいですね。
読むかどうかを決めるのは読者
SNSやwebサイト上での文章は、読むかどうかを決めるのは読者。
自分自身の行動を振り返ってみても、ネットで見かける文章を精読することは少ないので、読んでもらえるポイントを活用し、テストする必要がありそうです。
伝わる文章の基本
大学で新聞学科という学科にいて、文章術などの授業は受けていたので、基本は知っています。
ただ、忘れていることも多いので、このような書籍で改めて見直すと、何も考えずに文章を書いていたなと、反省。
一つの言葉だけでなく、分かりやすく言い換えたり、数値を使ったり、工夫を続けていきたいです。
まとめ
この本を読む直前に、文章のテンプレートの話をセミナー動画で見て、そちらのほうが効果を実感しやすい方法だったので、多少、刺激の少ない感じはありましたが、伝わる文章を書く基本を見直せる一冊。
問題点と解決法が具体的に書かれているので、文章術の基本を学びたい方にオススメです。
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