サーフィン初心者にとって辛いのが、パドル。
沖に出るためにも、波を掴むためにも、波に乗ってきた上手い人の邪魔にならないように避けるのにも、パドル力が必要です。
週に2~3回海に通えれば、自然とパドルに必要な筋力がキープ出来るのですが、都内在住で、週1行けるかどうかという通いサーファーにとっては、海に行くたびに筋肉痛になり、沖に出るだけでヘロヘロ。
波乗りではなく、パドルしに海に行ってるような状況になります。
そこで、家でパドル筋を鍛える方法はないかと探していたときに、行きつけのサーフショップで販売されていたのが、「エクストラ チューブ トレーニング セット」でした。
パドルに必要な筋肉
サーフボードの上に寝そべり、クロールのように腕で水を掻くこどをパドルというのですが、腕を伸ばす筋肉だけでなく、肩甲骨を下げる筋肉、背筋など、いろんな筋肉が必要になります。
このエクストラチューブトレーニングセットでは、肩甲骨周りの柔軟性を高めながら、筋力をキープするための方法を、DVDで解説しています。
セット内容
セットの内容は、解説DVD、トレーニングチューブ2種類、ハンドル、固定するためのストッパーになっています。
ドアに挟むだけで良い
チューブのトレーニングというと、しっかりと固定された柱に、チューブをくくりつけなければならないのかと思っていました。
賃貸マンションの自宅には、そんな頑丈な柱はないので、チューブトレーニングを諦めていたのですが、このキットの素晴らしいところは、ドアに挟んで使えるところ。
ストッパーをドアの向こう側に挟んでおけば、多少、下にズレることはありますが、力のかかる方向としては問題なく使え、傷の心配もありません。
使い終わったら、ドアから外せば良いので、片付けも楽チンです。
トレーニングの成果
週1回しか行けないときに、海に行った2~3日後に、このチューブでトレーニングをし、1週間後に海に行ってみると、スピードアップしたような実感まではありませんが、パドルで疲れることが減った感じです。
また、最近、肉離れになり、数週間サーフィン出来なかったのですが、このDVDを見ながら、2~3日に一回トレーニングしていたので、復帰したときにも、そこまでパドル疲れを感じることはありませんでした。
ゴリゴリ筋肉が付く、というような筋トレ的なものではありませんが、柔軟性を高めながら、筋力をキープする、という目的では、かなり効果があったのではないかと思います。
トレーニング時間
トレーニング方法としては、説明書には、2~3種類のものを数日に一回行うと書いてあったのですが、使い方が分からないので毎回DVDを見ながら鍛えていたので、結局全メニューを一通りやっていました。
全メニューをやっても30分もかかりませんし、 オーバーワークになるほどの負荷もないので、 よほど筋力のない人以外は一通りやってしまっても良いのかも知れません。
購入
まとめ
サーフィンは楽しい趣味ですが、たまにしか行かないと楽しめない難しい趣味。
陸トレしてダイエットしてようやく上達するかという、地道な努力が必要なスポーツです。
週末しか行けない人、たまにしか行けない人は、このチューブトレーニングを試すと、パドル疲れしにくくなるので、もっと楽しめるようになるかも知れないですよ。
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