今日2018年1月17日は新月なのですが、新月だと波はどうなるんだっけ?と、ふと考え、確信が持てなかったので、調べてみました。
サーフィンしてるので潮位はチェックしてますが、基本的な潮の満ち引きの仕組みを忘れていました。
サーフィンと潮の満ち引き
サーフィンをしていると、波の大きさが丁度良いかどうか、波の形が良くなる風向きか、など、波や天候の情報をチェックするようになります。
海の近くに住んでいれば、いつでもサーフィン出来ますが、東京から2時間かけて千葉に行くようなサーファーにとっては、なるべく良い波に乗りたいもの。
サイズだけでなく、潮の満ち引きによっても、波の形が変わるので、干満の時間帯も調べます。
ポイントごとの地形によっても変わるのですが、ざっくり言うと
- 満潮はサイズは上がるが割れにくい
- 干潮はサイズは下がるが割れやすい
という傾向があります。
最近は便利なタイドグラフ(潮汐表)付きの時計があるので、それに頼り切り。
タイドグラフ任せで、どんな原理で潮の満ち引きがあるのか、新月と満月だとどっちのほうが干満の差があるのか、など、改めて考えるとちゃんと理解していないと思い、調べてみました。
潮の満ち引き
潮の満ち引きは、月による引力と地球の自転による遠心力により発生します。
月に向いている場所は月の引力で海面が引っ張られ、月と反対側の場所では遠心力により海面が盛り上がります。
そのため、満潮は1日2回あり、干潮も1日2回あるのです。
太陽による引力が加わる
太陽も地球に大して引力を発生しているので、月と太陽が同じ方向にあると、月の引力に太陽の引力が加わり、海面の引っ張られる力が最大になります。
月と太陽が同じ方向にあるのは新月なので、新月が一番干満の差が激しくなる、ということのようです。
満月の場合、月と太陽が正反対なので、月の引力が弱まり、干満の差が緩やかになるということです。
風やウネリが一定なら、満月のほうが海が穏やかということになります。
まとめ
満月のほうが月のエネルギーが強くて、干満の差が大きいのかな、と誤解してましたが、原理を調べると納得。
新月は旧暦の各月の1日にあたり、新しい1ヶ月の始まり。新しいことを始めるのに向いています。
波情報をチェックする時に、月齢も考慮して、仕事や生活のリズムを整えて行きたいです。
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