最近、ブログの執筆が止まってましたが、 WordPressのセキュリティに関する書籍を執筆しておりました。
昨年末に編集者様よりお声掛けいただき、正式に企画が通ったのが5月で、8月末まで執筆、9月は校正、というような工程でした。
エンジニア向けの難しい本ではなく、プラグインなどで対応できる、 初心者の方でも 対応可能なセキュリティ対策を12個解説しています。
執筆背景
WordPressのセキュリティ書籍の執筆のきっかけは、昨年11月のセミナー祭りに編集者さんが参加されていたこと。
セミナー登壇前に、ブースまでお越しいただき、WordPressのセキュリティの本を書きませんか?と声をかけられました。25分のセミナーでしたが、セミナーの内容を膨らませて本にしましょうとセミナー後にも言われ、年末年始で項目出しをして打ち合わせ。
その後、しばらく連絡が途絶え、ポシャったかと思いましたが、ゴールデンウィーク明けに社内の企画会議で通過したとご連絡いただけました。
書籍の狙い
昨年11月のセミナー祭りでもWordPressのセキュリティ対策について簡単に話したのですが、参加者約50名のうち、WordPressの更新をこまめに行なっている人が1割以下。
同じ質問をTokyoWordPressMeetupで行うと、ほぼ100%が更新しているという差。
当然といえば当然ですが、セキュリティに関する意識の差がありすぎ、ブロガーさんやweb担当者向けの、分かりやすい情報発信が必要だと思いました。
考えられる脆弱性と、それに対応する対策を、WordPressコミュニティの方々にもアドバイスを頂きながら、なるべくノンコーディングで、HTMLを触ったことのない人でも対応できるように解説したのが、今回の書籍です。
書籍の内容
書籍の内容は、
- セキュリティの考え方
- WordPressで対策できること
- サーバー会社に聞いたセキュリティ対策
- セキュリティ対策12個
- セキュリティプラグインの紹介
- バックアップの取り方
という大まかな構成です。
本書の対象者
エンジニア向けというよりは初心者向けなので、
- セキュリティのことは分からないけどとりあえずWordPressでサイトを制作して納品しているwebデザイナー
- WordPressを設置したまま何もせずに使っているブロガーさん
- 制作会社にお任せで作ったままにしている事業主さん
- 小規模サイトだから狙われないと思っているweb担当者さん
など、セキュリティに関して自信がない、という方々が対象です。
なるべくプラグインなど、WordPressの管理画面上で完結できる方法で対策を紹介しています。
出版予定日
まだ最終確定ではないのですが、
09月28日 Amazon予約開始
10月18日 Amazon販売開始
10月18日 書店発売(地方はズレ込む可能性あり)
という予定です。
出版セミナー
10月11日 WordPress セキュリティ大全 重要対策入門 (竹橋)
10月11日(金)18時45分、竹橋のちよだプラットフォームスクエアで、書籍販売前の先行セミナーを行いました。
販売開始前ですがWordPressセキュリティ大全を当日会場にてお渡しできる予定です。
詳細は以下のページをご覧ください。
参加者の声は上記ページをご覧ください。
10月下旬茅ヶ崎でも調整しており、詳細が決まり次第、このページを更新します。
キャンペーン
書籍をご購入いただいた方限定で、WordPressのセキュリティ対策セミナー(25分)の動画をプレゼントいたします。
応募方法は、書籍特典のURL一覧よりご確認ください。
まとめ
普段のweb制作なら、作業時間の見積もりが簡単なのですが、初めての作業は見積もりが的外れになりがちで、 想像以上に大変でした。
分かりやすく、色んな対策を盛り込んだWordPressのセキュリティ書籍になので、安心してWordPressを利用するヒントになれば幸いです。
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