Windows10の更新プログラムを適用後、シャットダウンしたのに、USB接続しているスピーカーに電源が供給されたり、立ち上がりがスリープからの回復と同じくらい早く、BIOS画面が表示されなかったりして、どうやら、完全にはシャットダウンされてない模様。
何回かこの現象に遭遇しているので、メモとして残しておきます。
原因は高速スタートアップ
このように、完全にシャットダウン出来ないのは、Windows10ではデフォルトでONに設定される高速スタートアップが原因です。
高速スタートアップとは、起動を早くするために一部の情報をCPUやメモリに残しておく機能です。確かにスリープ状態と同じように通常よりは早く起動出来ますが、その間も電力を使ってることになるので、完全シャットダウンしたい人も多いと思います。
メモリの情報が残りすぎて不具合が起きることもあるので、一日の作業後などは、完全シャットダウンしたいですよね。
高速スタートアップの無効化
この高速スタートアップを無効化する手順は以下の通りです。
1.スタートメニューのウィンドウズマークを右クリックし、電源オプションを選択
2.関連設定の「電源の追加設定」をクリック
3.「電源プランの詳細」をクリック
4.「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック
5.「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す
6.変更の保存を押す
以上の手順で、高速スタートアップをOFFに出来ます。
最後に、きちんと完全にシャットダウンされるか確認します。
起動時の時間を短縮出来る、便利(?)な機能ですが、人によっては、不要かも。
完全にシャットダウン出来ないデメリットもあるので、不要な人は無効化しておきましょう。
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